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Stringクラス
文字列を扱うクラス。Javaでは文字列もオブジェクトとして扱う。Stringオブジェクトは、特殊なオブジェクトであり、Stringオブジェクトは「String定数プール」に生成される。Stringオブジェクトは不変性であり、後から修正することはできない。
作成方法
String 識別子 = "文字列" ;

Stringオブジェクトの例
class TestString{
    public static void main(String[] args){
        String s = "StringTest" ;
        System.out.println(s) ;
    }
}

Stringオブジェクトを生成し、参照変数「s」に参照先を代入する。

Stringオブジェクトの例2
    public static void main(String[] args){
        String s = "StringTest" ;
        s = s.concat("2") ;//��
        System.out.println(s) ;
    }
}

Stringオブジェクトを生成後、concat()メソッドを使い「2」を追加する。ここでのポイントは、�，膿靴靴�Stringオブジェクトが生成され（StringTest2）、元のStringオブジェクト(StringTest)は、参照先がなくなるため、消滅する。
イメージ図

Stringオブジェクトの例3
class TestString{
    public static void main(String[] args){
        String s = "StringTest" ;//��
        String t = s ;//��
        t += "dayo" ;//��
        System.out.println(s) ;
        System.out.println(t) ;
    }
}

�　�Stringオブジェクトの生成。参照変数は「s」。
�◆Л，汎韻源仮箸鮖�つ参照変数「t」を作成する。この時点では、Stringオブジェクトは一個。
��で、新しいStringオブジェクトが生成される。
イメージ図

Stringオブジェクトの例4
class TestString{
    public static void main(String[] args){
        String s = "StringTest" ;
        s.concat("4") ;//��
        System.out.println(s) ;
    }
}

�，如⊃靴靴�Stringオブジェクトが生成されるが、この生成されたオブジェクトを参照する変数がない為、このオブジェクトは消滅してしまう。
イメージ図

Stringオブジェクトのもう一つの生成方法
new演算子を使うことでもStringオブジェクトを生成できる。

newを使った例
String s = new String("Test") ;

このオブジェクトの生成は、上記の生成方法とは異なる。「String s = "Test" ;」は、String定数プール上にオブジェクトを生成する。new演算子を使用した場合、String定数プールにStringオブジェクトを生成し、更にヒープ上にもStringオブジェクトを生成する。故に、new演算子を使ってオブジェクトを生成した場合、メモリーの無駄遣いになるので、このような生成はお勧めできない。

Stringクラスメソッド[public char charAt(int index)]
指定されたインデックス位置にある文字を返します。インデックスは、0 〜 length() - 1 の範囲になります。配列のインデックス付けの場合と同じように、文字列の最初の文字のインデックスは 0、次の文字のインデックスは 1 と続きます。

charAtの例
String s = "0123456789" ;
System.out.println(s.charAt(3)) ;//3が返される

Stringクラスメソッド[public String concat(String str)]
指定された文字列をこの文字列の最後に連結します。引数文字列の長さが 0 の場合は、このString オブジェクトが返されます。そうでない場合は、この String オブジェクトによって表される文字列と引数文字列によって表される文字列とを連結したものを表す新しい String オブジェクトが生成されます。

concatの例
String s = "0123456789" ;
System.out.println(s.concat("0123")) ;//01234567890123が返される

Stringクラスメソッド[public boolean equalsIgnoreCase(String anotherString)]
この String とほかの String を比較します。大文字小文字は区別されません。長さが同じで、2 つの文字列内の対応する文字が大文字小文字の区別なしで等しい場合、2 つの文字列は大文字小文字の区別なしで等しいと見なされます。

equalsIgnoreCaseの例
String s = "TEST" ; 
System.out.println(s.equalsIgnoreCase("test")) ;//trueが返される

Stringクラスメソッド[public int length()]
この文字列の長さを返します。長さは文字列内の 16 ビット Unicode 文字の数に等しくなります。

lengthの例
String s = "TEST" ; 
System.out.println(s.length()) ;//4が返される

Stringクラスメソッド[public String replace(char oldChar,char newChar)]
この文字列内にあるすべての oldChar を newChar に置換した結果生成される、新しい文字列を返します。文字 oldChar がこの String オブジェクトによって表される文字列内にない場合は、この String オブジェクトへの参照が返されます。そうでない場合は、この String オブジェクトによって表される文字列と同じ文字列を表す、新しい String オブジェクトが生成されます。ただし、文字列内の oldChar はすべて newChar に置換されます。

replaceの例
String s = "ababababab" ;
System.out.println(s.replace('a','b')) ;//bbbbbbbbbbが返される

Stringクラスメソッド[public String substring(int beginIndex)]
この文字列の部分文字列である新しい文字列を返します。部分文字列は指定されたインデックスで始まり、この文字列の最後までになります。

substringの例
String s = "01234567890" ; 
System.out.println(s.substring(3)) ;//34567890が返される

Stringクラスメソッド[public String substring(int beginIndex,int endIndex)]
この文字列の部分文字列である新しい文字列を返します。部分文字列は、指定された beginIndex から始まり、インデックス endIndex - 1 にある文字までです。したがって、部分文字列の長さは endIndex-beginIndex になります。

substringの例2
String s = "01234567890" ; 
System.out.println(s.substring(3,7)) ;//3456が返される

Stringクラスメソッド[public String toLowerCase()]
デフォルトロケールの規則を使って、この String 内のすべての文字を小文字に変換します。これは、toLowerCase(Locale.getDefault()) の呼び出しと等価になります。

toLowerCaseの例
String s = "TEST" ; 
System.out.println(s.toLowerCase()) ;//testが返される

Stringクラスメソッド[public String toUpperCase()]
デフォルトロケールの規則を使って、この String 内のすべての文字を大文字に変換します。このメソッドは、toUpperCase(Locale.getDefault()) と等価になります。

toUpperCaseの例
String s = "test" ; 
System.out.println(s.toUpperCase()) ;//TESTが返される

Stringクラスメソッド[public String toString()]
このオブジェクト (すでに文字列である) 自身が返されます。

toStringの例
String s = "test" ; 
System.out.println(s.toString()) ;//testが返される

Stringクラスメソッド[public String trim()]
文字列のコピーを返します。先頭と最後の空白は省略されます。

trimの例
String s = "　　　　　　　　　test　　　　　　　　" ; 
System.out.println(s) ;
System.out.println(s.trim()) ;//testが返される






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